
素材
2026.01.18
苔とクローバーが教えてくれる、湿度の設計
庭園インスタレーションにおいて、苔とクローバーの組み合わせは単なる装飾ではなく、湿度と光を調整する機能を持っています。
植物、素材、そして制作の現場から。
スタジオが綴る小さな自然誌です。

庭園インスタレーションにおいて、苔とクローバーの組み合わせは単なる装飾ではなく、湿度と光を調整する機能を持っています。

カエデの葉が色づくのはほんの数週間。その短い季節をどのように作品として残すか、押し花と生花の両軸から考えます。

早朝、クローバーの葉に結ばれる露は数十分で消えてしまいます。この一瞬を撮影・記録することは、私たちの仕事の原点です。

外来種の鮮やかな花ではなく、その土地にもともとある野草を主役に据えることで、インスタレーションは風景の一部になります。

地上では気づかない群落のパターンは、ドローン撮影によって初めて見えてきます。デザインの着想源としての航空写真。

桜の開花期間はおよそ一週間。その下でクローバーがどのように光を受け、花びらを受け止めるかを観察しました。